出日本記 -Exodus-

働く母、家族でアメリカ移住計画を綴ります

やっぱり、サンフランシスコに行こう

ここの所、私はアメリカに引っ越すことに否定的、かたや夫は前向き。昨日、夫が冬休みの渡航用航空券を探してくれた。

今日、義家族とビデオチャットをして、1.5時間も話し込んだ。私がアメリカに住むことの二つの心配事である、医療制度と銃社会であることについて。銃社会であることについては、危険なエリアを避けるとか、行動に気を付ければ普通に暮らせそうなのだけど、子供を持つ身として最も心配なのが医療制度なので、そのことを話した。色々聞いて、私が映画や本から仕入れる知識は、ものすごく極端な例なのかもしれないと、気づいた。義家族が持っている医療のサポートは、とても良く、むしろ私たちが日本で持っているものより、良いように見えたりした。私を恐れさせた映画や本やネットの事例はいったい何なのだろう?と不思議になるくらい。

義家族たちは教育もあり、きちんとした収入のある中流で、ミドルクラスが住む安全で閑静なエリアに住んでいる。一方、私が読んだ本に出てきた事例の主は、英語も話せないメキシコからの移民でブルーカラーだったりとか。言葉は悪いが、私達とは住む世界が違うような。私達は教育も日本での良い仕事やキャリアもあり、良識のあるホワイトカラーな中流だから、アメリカに渡っても、悲観することは無いのかもしれない。言葉は悪いけど、メキシコから大波のように押し寄せる不法移民やその類とはレベル感が全く違うのだから。

義家族と夫が私の渡米(一時訪問)を勧めるので、乗ってみることにした。夫が探した来月の航空券を購入、アメリカ市民でない私だけ期限切れになっていたESTAも申請済。

今回の渡米の一番大きな目的は、私の移住の懸念をすべてクリアにすること。義家族が、在米の長い知り合いの日本人達の意見を聞く場をいくつか設定したり、義家族の友人の暮らしを見せるべく、シリコンバレーのIT関連のオフィスがある場所や、その近辺に住む友人らと語り合う会を設定したり、いろいろ考えてくれているらしい。

ついでに、子供のためにサンフランシスコダウンタウンのケーブルカーにも久しぶりに乗ってみようと思う。5泊ほどしか滞在しないのだけど、いろんな人に会って話して、忙しくなりそう。

 

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サンフランシスコのケーブルカーの絵なんぞを見て自分のテンションを意識的に上げる。
義家族は乗ったことがないらしい。このケーブルカーは、旅行客のためのものなのかも。
※画像はお借りしました