出日本記 -Exodus-

働く母、家族でアメリカ移住計画を綴ります

若者の自殺率が高い日本

アメリカの義家族に、アメリカの銃撃事件や、健康保険制度が終わってることといった、アメリカの負の面を伝えると、カウンターとして日本の負の面についてのことが返ってくる。

今日送り付けられてきたのがこの記事↓

www.bbc.com

 でも、こういうやり取りでお互いの国の悪い所をぶつけ合っていると、日本についてのconsを客観的に見れる気がする。日本にだって悪い所は確かにある。日本人は真面目できちんとしている分、相手にもそれを求めるので、それを求められる側は窮屈だし、著名人なんかがちょっとへまをやるとメディアは総出で袋叩きにする。一般人も、規格外だと糾弾されるし、人生を時間軸で見ても規格外だとやり直しがきかない。要するに、希望を一旦失うと、それを取り返すのが難しい。

一方私はアメリカについて、社会保障制度が最悪で、日本に原爆を落として実験なんかした国だから、憎いけど、それは政府や政治に対してであって、一般人のことは好き。大抵のアメリカ人は陽気で感じがよくて、ジョークも言うし、話していてこっちまで楽しくなるから。

夫はアメリカがこんなでも、子供たちの事を考えるとリスクテイクして移住帰国するに値すると言う。社会保障制度や治安の事を脇に置けば、私たちの子供らは全員女の子、日本は男尊女卑の国だし、男子は自立した強くてデキる女子を敬遠するし(勿論全員ではなくて、平均的マス層のことを言ってます)、確かに女子を育てるには良いとは言えない環境。将来娘らが結婚なんかするとして、その相手に自分の大事な娘が家政婦扱いなんかされたらたまったものではない。

ということで、まだ期限が来るまで悩もうと思う。

 

ベイエリアの義家族の家。移住したら、生活の立ち上げまで、ここに住む可能性はある。日差しが強く、空気がからっとしていて、人々もからっとしていて、他人の事など気にせず。そんな文化が好き。ここだけ切り取ると、とても素敵に見える。そして、一時滞在と永住は全く違うものだ。

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