サンフランシスコ4日目
昨日のバレエNutcracker ですが、ロシアでチャイコフスキーの音楽と共にバレエとして生まれ、アメリカ上陸してアメリカ合衆国での初演は、わたしたちがみたSan Francisco での公演であり、1944年ですと!
今朝、前夜のNutcracker について義家族達と語り合いましたが、日本など第二次大戦の敗戦国は瀕死の状態、敗戦国でなくとも戦地となった国はダメージで悲惨だったのに、戦地にならなかったアメリカは、そんな事をやっている余裕があったのですね!
まあともかく私はバレエはよりクラシカルなロシアが好きです。ABT(American Ballet Theater)のDVDもいくつか観ましたが、なんかアメリカのバレエは薄っぺらい気がして、コスチュームも安っぽくて豪華さや重厚感に欠けて好きじゃない。
と言うのを正直に、アメリカ人達の前で、自分の意見を正々堂々と言えるアメリカはそんな所が好きだ!
ここアメリカでは、自分の意見や権利、主義、思想は尊重される。それは本当に素晴らしい事と思う。
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↓義理のお兄さんが毎朝作ってくれるVeganのラテ。ミルクとして、アーモンドミルクとかカシューミルクを使っている。マグカップはGoogle 本社に仕事で行った時にゲットしたものらしい。
↓義家族んちのキッチンシンクの出窓。
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今日は義家族んち最寄りの小学校やコミュニティーセンターをまた回った。気に入ったほうの小学校は建物の前を散策。
↓ESL(English as a Second Language) のクラスが完備されてる小学校がいいな。
↓World Culture Dayの垂れ幕が。アメリカは移民の国ですね!🇺🇸
この後は義家族の一番近い義姉の職場の上司さんの素敵なお宅 in Berkeley へ。上司さんは在米20年超になる日本人のパートナーの女性(Aさんとします)がいらっしゃって、カップルどちらもすでに成人したお子様方をお持ちで、親目線での思慮深いアドバイスを沢山頂けました。
まず治安や銃による犯罪は20-30年アメリカに住んでいても危険な目に遭ったことがない、メディアはドラマティックに大袈裟に書き立てるものだから、銃犯罪や治安の悪さをアメリカ移住を辞める理由にはすべきでない。とのお言葉を頂きました。
また、物価の高さは給与水準と一緒に上下すること、カリフォルニアは気候は良く、ダイバーシティに優れ、日本からのアクセスも良く、日本人にはとても住みやすいことを学びました。
西海岸の北隣ポートランドのオレゴンは物価が既に上がり始めており、何より降雨が多いこと、更に北隣のシアトルのワシントンは冬場は凍結で移動が大変な事。Aさんは在米20年超、日本にまだご存命のお母様がいらっしゃり、頻繁に長めの休暇をとりご帰国されるそうです。(とても親孝行でお優しくて感動!私とは違いますね) Aさんはハワイ、そしてシアトルから車で2Hの所に住まわれていたこともあるそうで、シアトルから日本へ直行便の無かった頃は大変だったと仰って居ました。
親も自分も年齢が上がってくると、考えも変わり祖国の親を気にかけるようにもなるようで、有事の際を考えても日本にサッと帰られるサンフランシスコはそれだけで価値があると仰せでした。成る程!
Aさんはそもそものアメリカ移住のきっかけはアメリカ人との婚姻によるものでno choice の状態で渡米され、アメリカでお子様をご出産されました。それからアメリカにずっと住まれていることを後悔しておらず、幸せだと仰っていました。聞くに嬉しいお言葉ですね。
他には義家族の上司さんはロシアと太いつながりがあり、ロシアに住まれていた事もあり、ロシア語をここでも話しました。私よりずっとペラペラで、ロシア語勉強をお休みしている私はタジタジでした。💦
↓いくつかロシア映画のおススメを頂きました。おススメ頂いた中のЛевиафан (Leviathan)はわたしはDVDを持っており、何度も観ました!その他を忘れないように激写!
書ききれない程の貴重なアドバイスを沢山頂いて、おいとましました。
↓行きの道中写真。正面奥にサンフランシスコのGolden gate bridge、右はSeattle方面、左はロサンゼルス方面です。