アメリカ合衆国の歴史
これを読み終えました。アメリカに住むなら文化リテラシーとして知っておきたいし、知らずに住むのは気持ち悪くて。
歴史はその立場、見方によって万華鏡で見るように様々ですが、アメリカ人の一般常識としての歴史観の概要を知っておくのに役立ったと思います。
(日本と違って、アメリカには義務教育に国内統一のカリキュラムが無いので一概にこれが一般常識とは言えない面はありますが)
日本人として複雑なのは第二次大戦で日本に落とされた原爆が太平洋戦争を終わらせたと書かれている事です。アメリカで義務教育を受けた夫の歴史認識と同じでした。
現代史がやはり最も興味深く面白かったのですが、私の新たな気づきが、1955-1975年と20年続いたベトナム戦争がアメリカにとっては非常に大きなものだったという事です。ベトナム戦争って、日本人にとって学校で習う世界史では、そこまで壮絶に書かれていなかったと記憶していました。
ちなみに、米国市民権を取る際には米国史の試験があるようですね。