出日本記 -Exodus-

働く母、家族でアメリカ移住計画を綴ります

公立中高一貫校の模試に来た

公立中高一貫校の模試に娘たちを送り込み、その間、私は保護者向けの説明会を聞いて来たので感想を書いておく。

 

以下のことが分かったのは新たな気づきで良かった。

・日本の義務教育カリキュラムの今後ロードマップ

・大学入試のセンター試験も無くなる動きにある事

・ターゲットにしている公立中高一貫校の入試の内容の傾向。教科の別にとらわれない、複合的に考えさせる実践に即した問題が多く、時代は良い方に変わってると感じた

 

不満だったこと

・受験準備で重要事項の1つに「お母さんのお弁当」、大事なこととして「お母さんのサポート」とあったこと。

家族にお母さんがいる前提の上に立っていること、またお弁当はお母さんが作る前提になってる事にバイアスを感じて不満。

シングルファーザーや両親のない祖父母に育てられたお子様の家庭の事をどう考えるのか?問い詰めたかった。

 

・「将来のために」頑張りましょう!というスローガンが掲げられていたが、そんなの子供にも大人にも刺さらないってこと。子供は今を生きていて、今楽しくなくちゃ、子供も大人も、生きてる意味が無いではないか?

 

また、プレゼンターの方が、上手なお涙頂戴営業トークをしてくれるので、周りのお母さん達が、乗せられてグスッと泣いていた。

 

私自身は中学受験の先にあるものを冷静に考えながら聞いていた。

 

腰を折るようだけど、人生はペーパー試験で決められないし、高偏差値大を出たって、学費の負債だけ残って、稼げる職に就けないのはありがちで、良いビジネスパーソンになったり、稼ぐ実業家になる保証なんて、どこにも無い。その可能性が高くなるのと、学歴が履歴書に書ける保険となるだけの話。

 

そう言った実情を踏まえて、今を楽しめる形で、子供達を受験対策のカリキュラムに乗せるにはどうすればいいか?どうやって子供達をモチベートするのか、私が策を持つ事が今の課題になった。

 

私自身は中学受験の準備過程そのものに意味があると思っており、合否そのものにこだわりはないと考えています。不合格であれば、地元の至近の中学に行かせるつもり。

 

(その前にアメリカに移住してる可能性もある)