出日本記 -Exodus-

働く母、家族でアメリカ移住計画を綴ります

リケジョ万歳! Girls in STEM (Science, Technology, Engineering, and Mathematics)

私達はクリスマスにサンフランシスコに渡るので、夫の指示により早めにクリスマスギフトを子供たちは開けた。子供たちへのプレゼントの山の中で、自分としても一番のヒットと思ったものを紹介します。工具やモノづくり、組み立て作業に関心を示すtomboy(男子っぽいところのある)な次女のために、夫が見つけてきて夫婦で選んだものです。

www.ebcircuit.com

 

これのいちばんやさしい100のプロジェクトが含まれているものを選びました。これは電子回路を簡易に組み立てやすくしたおもちゃなのですが、半田など無しで小学生でも組み立てやすいのと、回路の種類100個分の例題と解説がついていて、よくできている。以下写真の奥がそれ。(手前は子供たちへの別のプレゼントで、夫が選んできたモーター付き電子工作セット。これも楽しそう!!)

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 私自身が幼稚園時代は天文学にはまり、小学校低学年のころから、電気屋さんへ行って材料を買い込み、回路を作って遊ぶような女の子だった。親戚の伯母さんにも、理数系科目も良くできる私のことを「男が逃げていくばい(九州の人です)!」等と言われたのを今でも鮮明に覚えています。当の私は子供心に、そんなこと、全く気にも留めていませんでしたけど。学部から大学院の試験を受けるころだったか忘れたが、父にも工学系の事を反対されたことがあった。私の選んだ専攻も工学系と、あまりラベル付けは好きじゃないけど、いわゆる理系女子だったので、娘らには自分が教えて楽しい算数を毎日教えているし、娘たちの中からscienceやengineeringに目覚めてくれる子がいたら、その面白さを共有できるし、嬉しいなと思う。

そんな私が主張したいのは、子どもをとりまく周りの大人目線では、子どもの性別に関係なく、本人が関心を持つ方向に進むことをサポートして欲しいって言うこと。

 

あとは、アメリカに渡ろうとしている私の関心事として、もう一つ。理系女子の比率の日米比較の一つのめやすを見つけたので紹介。2011-2015年の間にSTEM (Science, Technology, Engineering, and Mathematics)分野で論文を発表した女性の数の国際比較です。この統計によれば、アメリカは日本の単純に2倍くらいには、見えます。この統計によれば、日本よりアメリカの方が男女比率の偏りが少なそうに見えることは、アメリカに渡るにおいては嬉しく思います。偏りが少ないっていうことは、文化の中でのバイアス(偏見や先入観)が少ないことが期待できるから。

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以下元記事より引用させていただきました:

amp.economist.com